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スプリング・コンサート2009

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    2009年6月27日のスプリング・コンサートの写真たち
 
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映画 Feed

2015年3月25日 (水)

娚の一生

なんばパークスシネマで「娚の一生」を鑑賞。公開最終週と聞いて、大急ぎで行ってきました。

以前、原作のマンガを借りて読んだことがあったので、観たくなりました。
主人公のつぐみを榮倉奈々、つぐみと恋に落ちる大学哲学科教授・海江田醇をトヨエツと聞き、原作を読んだ者としては、つぐみを演じるには榮倉奈々は若すぎる、トヨエツは海江田の「枯れ」感が足りないなぁ、と思っていました。

原作の空気感が好きだったので映画も観にいったのですが、空気感、という意味では映画も良かったと思います。
舞台となった、つぐみの祖母の家が、「こんな家、本当にあるんだ!」てな感じ。

映画は原作と設定が少し違っていますが、映画は映画で楽しめました。
トヨエツは「枯れ」感が足りない、なんて観る前は思ってましたが、雰囲気、その他諸々を考えると、トヨエツ以外で海江田を演じられる俳優さんはいなさそうです。
関西弁は、当然のことながらナチュラルですし。
有名な「足キス」のシーンは、ビックリするくらいエロくって、やっぱ、これはトヨエツじゃないと。。と思いました。

原作を読んだ時は独身だったので、あまり響かなかった遠縁の親戚の子どもとのシーンが、子持ちになった今ではズシーンときたり、ちょっと想定以外のところで反応してしまいました。
そういうのって、面白いなって思います。

基本、おだやかーに観ることができて、観終わった時、ほんわかできる映画だと個人的には思いました。
で、原作をもう一度読んでみたくなりました。

2015年3月17日 (火)

マエストロ!

大阪ステーションシティシネマで「マエストロ!」を鑑賞。

映画館で映画を観るのは2年半ぶりくらいかな。出産してから初めてです。
本当は、某映画館の無料券を持っていて、それで行こうと思い立ったのですが、2月末で期限が切れてしまい使えなくなりました。
それでも観たい!と思ったのが、この「マエストロ!」でした。

マンガが原作なのですが、原作は読んだことありません。
オーケストラが舞台で、マエストロ、ということは指揮者がメインなのだろうと興味を持ちました。(いちおー、私も指揮者の端くれですから。。)

不況で解散した名門オーケストラの再結成に現れた謎の指揮者、天道徹三郎を西田敏行さんが演じておられます。
大阪弁で大変だったでしょうが、スクリーンの中でのオーラはハンパなかったです。
感心したのは、アマチュアフルート奏者の橘あまねを演じていたmiwaかな。
彼女は東京出身なのに、神戸弁がとっても自然でした。元々はギターを弾いて歌ってるのに、映画ではフルート、というのが驚きでした。
演技は初めてみたいなのに、大根じゃなかったし。

観ていて、大勢で音楽を作っていくって良いなぁって、しみじみ。
元がマンガですから、「まぁ、マンガよね」と思うところもあるけど楽しめます。
天道徹三郎の指揮を見て、なんだか佐渡裕っぽいなと思っていたら、指揮指導・指揮演技監修が佐渡裕その人でした。
私、佐渡裕の指揮が好きなんですが、長いこと演奏会も行けてないなぁ。

コンサートの演目である「運命」と「未完成」をちょっとしたウンチクと共に楽しめます。
泣ける映画と思ってなかったけど、途中ですごく涙が出てしまいました。
私も音楽をしているから、何かが沁みたのかな。
「天籟」、私も体験したことがあるような、ないような。

観ていて、私の音楽の原点を思い出せたような気がします。

2012年8月10日 (金)

おおかみこどもの雨と雪

ツイッターで「おおかみこどもの雨と雪」についてのTLを見かけて気になったので観にいってきました。

細田守監督作品は、これまでにも評判は聞いてたけど、実際に観るのは初めて。

母親である「花」と「おおかみおとこ」の出会いから子どもたちの誕生、13歳までの成長を描いた物語です。別の映画の時に、この映画の予告編を観ただけで、涙が出てしまって、ちゃんと観ることができるかしら?と思いながら座っていました。

娘の「雪」によるナレーションで話が進みます。「おおかみおとこ」との子どもだから、病院にもかからず、自分で勉強して自力で出産して、第二子の「雨」を産んだ直後に、父である「おおかみおとこ」が死んでしまう。「おおかみ」でも「人間」でもどちらでも選択できるよう、田舎に引っ越して生活を始めるのですが、最初の方は、どうにも涙が出て、どうしようもなかったです。悲しいとか、そんなんじゃないけど。

「おおかみ」と「人間」を行き来するところはファンタジーだけど、それ以外は人として生まれて成長していく普遍的な内容だったと思います。

子どもたちが成長して、それぞれ「おおかみ」か「人間」か選択していく。母親の「花」の、娘、息子に対する気持ち。思春期の始まり、気持ちの揺れ。「おおかみこども」という特化された部分はあるものの、基本は私たちと同じ。

子どもたちの成長物語でもあるけれど、母親の「花」の19歳から32歳までの物語でもある。「花」の物語で始まり、「花」の物語に戻って終わる。子どもが成長するって、こういうことなんやな、と。

映画の主題歌「かあさんの歌」は、今の私にはたまらないものがあって、エンディングで再度、ポロポロ泣いてしまったのでした。

アニメですが、風景も音楽も美しく、素敵な映画でした。

2012年8月 9日 (木)

ファミリーツリー

ファミリーツリーは、5月末に観た映画です。
ハワイのお話だったので、これは絶対に観ておかないと、と思っていたので、体調が良かった時に劇場へ。
そういや、この時点では、新婚旅行でハワイに行くことはまだ決まってなかったなぁ。

家族を顧みず仕事に埋没していた父親が、妻が事故で昏睡状態に陥ったのをキッカケに崩壊しかけた家族を再生していく物語。
ジョージ・クルーニーがうだつの上がらない父親をやっているのが印象的でした。

良い夫、理想の父親になろうと誓ったのに、妻の浮気が発覚したり、娘たちが荒れたり。
登場人物は、誰もが心の揺れをどこかで見せて、人は見かけによらない、いろいろな事情を抱えながら生きているんだってわかる。
そこに、カウアイ島の原野の売却を巡る一族の会議が絡みます。
妻の事故がなかったら、会議について主人公が下した決断は、また違っていたのかもしれない。

最後、娘たちとのシーンに、ほっこり。
カウアイ島の風景と、映画全編に流れるスラック・キー・ギターの曲に癒されます。

2012年8月 8日 (水)

テルマエロマエ

時系列的には、「ヘルタースケルター」よりも前に「テルマエロマエ」を観ております。
観たいと思いながら、なかなか劇場に足を運ぶ余裕がなかったので、見逃したと思っていたけど、意外にも今もまだ上映中だったので、喜び勇んで観に行ってきました。

原作マンガは読んだことないですが、主人公が古代ローマから現代日本にタイムスリップしてしまう設定は、なんともおかしかった。

古代ローマ人を演じる顔が濃いぃ俳優と、平たい顔族(日本人)を演じる俳優の落差がまた妙で。

お風呂の話だけど、そこに政治的なことも絡んできて(この辺りは原作とは違うみたいだけど)うまくやってるなーって。

現代日本のお風呂事情を古代ローマで再現して、それが古代ローマ人にもウケるってところがなんとも。実際はどんなんだったんでしょうねぇ。

それにしても、古代ローマ人がいきなり出てきても、それを受け入れてしまうお風呂場の「平たい顔族」の人たちにほのぼのしました。湯治のおじさんたちが、古代ローマにタイムスリップしてしまっても、「どうやったら戻れる」なんて大騒ぎせず、オンドル作れば、などと、その土地に合った湯治の場(テルマエ、ですね)を淡々と作り出すシーンなどは、胆の据わりようというか、現実が分かっていないというか、でも、できることをただ当たり前のようにやる、という姿勢に、なんだか感心しちゃったり。主人公が現れるところにいつも居あわすヒロインと恋愛関係にならなかったというか、恋愛話がなかったのが良かったな。

次をほのめかすような終わり方に、シリーズ化の予感?

2012年8月 7日 (火)

ヘルタースケルター

蜷川実花監督の二作目「ヘルタースケルター」を鑑賞。前回の「さくらん」は劇場で観ることができなかったけど、これは絶対に劇場で観たいと思って、早々に映画館へ。

水曜日ということもあって、とにかく女の子でギッチリでした。

岡崎京子の原作本を持っていて読んでましたので、蜷川監督ならあの世界観を映像化してくれるだろうと楽しみにしてました。主人公のりりこ役の沢尻えりかも、適役かと観る前から感じてました。

実際に観てみたら、ここまでやるんだ!という驚きの連続。岡崎京子の原作は、約20年前のものだけど、今に通じる。というか、今の方が、より、しっくりくるかもしれない。あくなき美への欲求、消費されていく世界。男の人には理解しにくいかもしれないけれど、女の人であれば、多かれ少なかれ、皆、自分の中に「美しくありたい」という「タイガー・リリィ」はいる。

映画は、原作よりも設定が少し変わっていたりするけれど、原作を損なうことなく、より自然に観ることができたかな。徹底的に女性視線なのが良いです。りりこは、女の子が憧れる女の子。男がどう観るか、ではなくて、女がどう観るか。

ストーリーそのものは、一人の女の子が墜ちていく物語で、少々キツいものがありますが、ここまで振り切れるなら良いかも、という小気味良さはあるかも。

原作の最後の最後のシーンまで映像化するとは思わなかったなぁ。原作を読んでいる時には最後のシーンの意味が分からなかったのだけど、映像化されたものを観て、フッと感じるものがありました。希望、なのかな。

ストーリーだけではなく、蜷川実花の極彩色の世界は、ニナミカ好きには必見です。

2012年1月 9日 (月)

マイティ・ウクレレ

1月は映画観賞のペースが毎年早いのですが、今年も例年通り、かな。早々に2本目
梅田ガーデンシネマで「マイティ・ウクレレ」を鑑賞。

ウクレレの歴史と現在を実際のウクレレの演奏たっぷりで見ることができます。
最初いきなりジェイク・シマブクロのコンサートのシーンから始まります。
ウクレレはハワイの楽器ってことは知っていたけど、実際にはポルトガルの楽器が起源だったと今回初めて知りました。

見ていて、ウクレレって本当に可能性が広い楽器やってんなぁ、と思いました。
ハワイアンだけじゃなくて、いろんなジャンルに対応できる。
カナダのラングレー・ウクレレ・アンサンブルは、感激してしまった。
「熊蜂の飛行」をウクレレで、しかもアンサンブルでやってる!って。
ピーター・ルオンゴの指導風景&ステージでの指揮風景がまた良いんだ。

ウクレレを弾くとハッピーな気分になれるって何度となく映画の中で語られていた。
大学時代、いろんなことがあって傷心状態になってハーモニカを吹けなくなった時期がありました。吹けない、といっても、オフの時期だったから問題なかったのですけどね。その時ちょうど、第二次ウクレレ・ブームで、フェイマスのウクレレを買って弾いてたなぁ。ギターもちょこっと弾けるけど、手が小さいのであんまり合わなくて、ウクレレは私みたいに小さな手でも簡単に弾けるからいいなぁって思った記憶がある。ハーモニカを吹く気力を失っていた間、ウクレレを独学でポロポロ弾いて、癒されたんだな。
セリフを度忘れしちゃったのだけど、そんなことを思い出させるシーンがあったのです。

それにしても、ウクレレの演奏があまりに気持ち良くて、途中で何度も寝そうになった。。

じんわりと、気持ちよーくなれて、しあわせ~って思える映画です。
音楽好きな人、特に楽器をしている人にはおすすめです。
ハーモニカも同じことが言えると思うんだな。

2012年1月 8日 (日)

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル

2012年の初映画は、Mission Impossible
トム・クルーズのファンって訳ではないのですが、好きなのです。
Mission Impossibleのテーマが。
誰かがカバーしてるのを見つけたら、ついつい買ってしまうくらい好き。
5拍子なんですが、前のシリーズでは、リズムがちょっと変わって4拍子にしてたんですね。
今回のテーマはクラシカルに5拍子でした。

話そのものは、いつも通りっていうか。ただ、現代なので、認証がID入れて、パスワード入れて、そのうえで虹彩認証があったりとか、間に合わない、間に合わないって、なんて見ていてツッコミどころ満載。
他にも、普通、そこまでしたら死ぬでしょ?ってなとことで死なないし。

アメリカン・ジョークなのかな。とりあえずクスッと笑えるシーンがたくさんありました。「おいおい」みたいな。
時代が時代ゆえ、ミッションもシンプルじゃないっていうか、伏線がいろいろあるんですが、とりあえず最終的には Mission Complete が約束されておりますから、安心して見ることができます。

前と比較したら、ややストーリーが複雑化している印象は受けますが、何も考えないで楽しみたい時には良い映画かと。

2011年12月24日 (土)

ステキな金縛り

クリスマスだけど、関係ないエントリをガンガンいっちゃいますよ~
(未公開ネタがたまってるので)

ステキな金縛り をTOHOシネマズ梅田で鑑賞。
おそらく今年最後の映画鑑賞になるかと。合計17本、かな。

シアターがAnnexと気づかず本館に行ってしまったため、少し遅刻してしまいました。
三谷幸喜監督の映画は、大半を見てきましたが、これも期待を裏切らない面白さ。
なんといってもキャストが豪華なこと、豪華なこと。
チョイ役でも、他の映画であれば主役級の人たちが出てくるし。
被告役がKANさんってとことがすごかった。
出演は知ってたけど、チョイ役と思っており、こんなにメインだったとは。

殺人事件の裁判が舞台ではありますが、証人が、落ち武者の幽霊、ということを軸に話が進みます。幽霊が見える人と見えない人、信じる人、信じない人。
たっぷりしたコメディで、見ていて爆笑とはいかなくてもクスクス笑える場所はたくさん。
幽霊が見えない人とのコミュニケーションで、ハーモニカが使われていたのがツボでした。

この映画がすごいのは、ただのコメディに終わらせず、ヒロインの成長物語も兼ねてるってところでしょうか。
最後に、ヒロインは幽霊が見えなくなってしまっているのですが、それは彼女のステージが変わっていったことを証明しているのです。
でも、ちゃんとコミュニケーションはとれる。

笑って、でも最後にはホロっとできる、映画のURL通り、ステキな映画でした。

2011年11月29日 (火)

エンディングノート

梅田ガーデンシネマにて「エンディングノート」を鑑賞。
ドキュメンタリーです。

主人公は、高度経済成長期に熱血営業マンとして会社を支え駆け抜けた「段取り命!」のサラリーマン・砂田知昭さん。すでに故人です。彼が会社を退職し、第二の人生を歩み始めた矢先に胃ガン、それも手術不可能なステージ4の状態で発見されます。そこから、残される家族のため、人生の総括のために、彼が最後のプロジェクトとして「自らの死の段取り」として「エンディングノート」を作成し、成し遂げていく姿を娘さんである砂田麻美監督が描いています。

娘がドキュメンタリーを撮影する仕事をしているとは言え、こんなにカメラを向けられて大丈夫なのかと思うけれど、皆、撮られ慣れているみたい。
今みたいにビデオ撮影が当たり前ではない時代の映像もたくさん出てきて、そもそも撮り、撮られる家族文化だったんですね。

良く死ぬことは良く生きること、という言葉が出てきました。
人はもれなく死んでいく。
ガンは、かかったら最後、みたいな印象があるけれど、死ぬ準備ができる時間を与えられた病気だ、という話を聞いたことがある。

映画はいきなりお葬式前のシーンから始まる。
そう、主人公の砂田さんのお葬式だ。
そして、話は砂田さんが、自分の病気を知り、自分が死ぬまで、そして死んでからの段取りをしている姿を描いていく。家族の戸惑いなどがあるものの、そこに悲愴感はない。

一番印象的だったのは、死ぬまでにやることリストの10番目「妻に(初めて)愛してると言う」
亡くなるまであとわずか、という時なのですが、奥さんに「愛してるよ」と言い、その後の奥さんとの会話は、涙なしに見れなかったです。周りから鼻をすする音がいっぱい聞こえてきました。
ホオポノポノではないですが、「愛してる」「ごめんね」「ありがとう」の言葉に、人間の根元は、これに尽きるのかもしれない、と。
私は、母から聞かされただけではあるのですが、母方の祖母が亡くなる前、病室で祖父と二人きりで話をする機会を作らせたそうです。祖母は、祖父に対して自分がいなくなった後のことで、「・・・するんやで」と半ば説教じみたところもあったみたいですが、「愛してる」「ごめんね」「ありがとう」というのが、やっぱりあったようです。そんなことを思い出しました。

娘さんであり、この作品の監督でもある砂田麻美さんが、お父さんの心の声を語っていることで、視点が本人プラス監督のものになり、湿っぽくないというか、どこかユーモアの漂うものになっている感じがします。

映画の主題歌「天国さん」、ハナレグミの歌がまた良いのです。映画全体の音楽もハナレグミが担当したそうです。音楽次第で、くらーいお涙頂戴な重苦しい画像になりえたでしょうから、死に至るストーリーでもあるのに、明るい印象を与えたのは音楽の力もあると思います。

人は必ず死んでいく。
私はどうやって死んでいくだろう、まずその前に、しっかりと生きなくては、そんな思いになった映画でした。
そして、砂田監督と私は同年代。当然、両親も同世代。
自分が亡くなる前に(願わくば)両親を見送ることになる。
その時、自分はどうやって見送ることができるだろう、とも考えました。

じわっとくる良い映画でした。
客席は年配の方が多かったなぁ。